scan command:Avast Business Antivirus for Linux
名前
scan - Avastコマンドラインスキャンユーティリティ
Synopsis 概要
scan [-e PATH] [-abEfipuxJ] [PATH]…
scan [-a] -U [URL]…
scan -V
scan -h | -v
Description 解説
Scanは、 Avast Business Antivirus for Linux に付属する基本的なコマンドラインスキャナです。
指定されたPATHを検索して感染ファイルを探し、 該当するファイルを標準出力に報告します。 PATHが指定されていない場合は、 スキャンパスが標準入力から1行ずつ読み込まれます。
スキャンツールは、 Avastスキャンサービスに接続するクライアントです。 スキャンサービスが実行されていない状態では、 単独では動作しません。
Options オプション
-h
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簡単な使用方法を表示して終了します。
$ scan -h
scan command
Options:
-h Print usage info and exit.
-v Print program version and exit.
-V Print the virus definitions (VPS) version and exit.
-U Check URLs
-e PATH Exclude PATH from the scan. Can be specified multiple times.
-a Print all scanned files/URLs, not only infected.
-b Report decompression bombs as infections.
-E Scan e-mail files. Enables email-specific detections.
-f Scan full files.
-i Print verbose infection info.
-J Output information in JSON format.
-p Print archive content.
-u Report potentially unwanted programs (PUP).
-T Report tools - apps that can be used for accessing, controlling, or potentially harming computers.
-l LEVEL Set heuristics level to LEVEL (0-100).
-x Do not extract archives.
Exit status:
0 - no infections were found
1 - some infected file was found
2 - an error occurred
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-v
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プログラムのバージョンを表示して終了します。
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-V
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ウイルス定義ファイル(VPS:Virus Pattern Signature)のバージョンを表示して終了します。 VPSのバージョンはスキャン・サービスから取得されます。
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-U
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URLをチェックします。 URLが悪意のあるURLかどうかをチェックします。 注:URLはブラックリストと照合され、指定されたURLへのネットワークリクエストは実行されません。
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-e PATH
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スキャン対象からPATHを除外します。 除外するパスが複数ある場合は、 このオプションを複数回使用してください。
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-a
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感染ファイルやURLだけでなく、 スキャンされたすべてのファイルやURLをプリントします。
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-b
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解凍爆弾を感染として報告します。 この設定を有効にすると、 解凍爆弾の疑いのあるファイルはエラーではなく感染ファイルとして報告されます。
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-E
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メールファイルをスキャンします。 メール固有の検出機能を有効にします。
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-f
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ファイル全体をスキャンします。 この設定を有効にすると、 関連するファイル部分だけでなく、 ファイルの内容全体がスキャンされます。
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-i
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感染に関する詳細情報を印刷します。 この設定を有効にすると、 スキャンされたファイル内で検出されたすべての感染に関する詳細情報が印刷されます。
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-J
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出力情報 は JSON形式 で出力されます。
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-l LEVEL
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ヒューリスティックレベルを LEVEL(0~100)に設定します。
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-p
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アーカイブの内容を印刷します。 設定すると、 アーカイブ内のファイルが個別に一覧表示され、 それぞれのスキャン状況が表示されます。
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-u
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潜在的に不要なプログラム(PUP:Potentially Unwanted Program)を報告します。 この設定を有効にすると、 PUPファイルは感染ファイルとして報告されます。
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-x
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アーカイブを解凍しません。 この設定を有効にすると、 スキャン時に圧縮ファイルは解凍されません。
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出力形式
検出された悪意のあるファイルはすべて、 次の形式で別々の行に報告されます。
PATH INFECTION
ここで、 PATH と INFECTION はタブ文字で区切られます。
-a オプションを使用してすべてのファイルを表示する場合、 クリーンなファイルには感染名として「[OK]」という文字列が表示され、 スキャンできなかったファイル(権限不足、アーカイブの破損など)には感染名として「[ERROR]」という文字列が表示されます。
-e オプションを使用してスキャンから除外されたファイルには、 感染名として「[EXCLUDED]」という文字列が表示されます。
-p オプションが設定されている場合、 PATH にはアーカイブのパスが、 アーカイブの場合は「|>」区切り文字で区切られて格納されます。
-J オプションが設定されている場合、 出力形式はJSONになります。 各レポートは1行のJSONフラグメントとして出力されます。 その他のオプションは、 どのフィールドが表示されるか、 またその内容に影響を与えます。
アクセス権限
スキャン対象ファイルにアクセスするのはスキャンユーティリティ自体ではなく、スキャンサービスです。したがって、スキャンサービスはスキャン対象ファイルへのアクセス権限を持っている必要があります。スキャンサービスの設定では、同じUID/GIDを持つクライアントのみにスキャンサービスへの接続を制限できます。詳細はavast(1)を参照してください。
終了ステータス
感染ファイルが見つからない場合は 終了ステータスは 0、 それ以外の場合は 1 です。
エラーが発生した場合は終了ステータスは 2 です。
感染状態はエラー状態よりも優先されるため、 スキャンできなかったファイルがあり、 かつ感染が見つかった場合は 1 が返されます。
Exit status:
0 - no infections were found
1 - some infected file was found
2 - an error occurred
関連項目
avast(1)